暗黙知を知ればビジネス力がつく!

 「暗黙知」という言葉の意味をご存じですか。

 自転車に乗れない子供が何度も練習を重ねて、自転車に乗れるようになったとします。その子供が自転車に乗れるようになったからといって、まだ乗れない友達に、どんなに言葉で自転車をこぐ技術を伝授しても、その友達は耳で聞いただけでは自転車を操ることができるようにはなれないでしょう。

 助言を参考にしながらも、今度は友達自身が自転車の乗り方を練習して身体で覚えなければならないのです。

 言葉で説明するには限界のある知識の世界、それが「暗黙知」です。
 大人の世界にも「暗黙知」はたくさんあります。自動車を運転している時に、カーブの角度をみながら、言葉の解説なしに、自然とハンドルを切ることができると思いますが、それも「暗黙知」です。
「暗黙知」を知る
株式会社ビソー
「中小企業システムの考え方/進め方」
 中小企業がシステムを導入する際のナレッジマネジメントの活用の方法についてわかりやすく説明しています。ナレッジマネジメントが有効に機能するために必要なポイントやシステム例などが示されています。
ZDネット(ソフトバンク)
●「形式知はITで、人は暗黙知に注力せよ」
中谷巌氏(UFJ総合研究所長)が、企業ブランドを構築する上で暗黙知の活用が重要であると語っています。
●デジタル化できる“形式知”よりもデジタル化できない“暗黙知”を!  ネットバブル崩壊のなかで生き残る企業の成功要件は、いかにIT革命の中でのアナログ的価値の創造ができるかにかかっているそうです。
株式会社デジタルフォレスト
「ナレッジマネジメント
暗黙知も形式知に変換されないことには、知的資産として企業内に共有することはできません。業務フローの一環として社員が普通に社内の「掲示板」に記載する仕組みづくりの大切さについて解説しています。
 何度か失敗を繰り返し、やがて自分の内面に言葉としてではなく、取り入れられた「知識」、それが「暗黙知」です。


 ただし、その「暗黙知」を自分のものにするまでは、身振り、手振りもあったでしょうが、言葉=「形式知」が介在したことは否定できません。


 お互いが「暗黙知」を共有するには、言葉など「形式知」のコミュニケーションが必要です。

 松下電器やソニーが、あるいは、トヨタやホンダが、それぞれ特長のある企業で、他の追随を許さないのは、それぞれの企業が「特許」や「設計図」、「マニュアル」など無数の「形式知」や、人材、資金を持っていることが、理由の一つに挙げられますが、他の巨大企業の参入を許さない、真の「競争障壁」は、実は、この「暗黙知」にあるわけです。トヨタの技術、ホンダの企業色、いずれも「暗黙知」が長い年月をかけ、巨大な知の財産として会社に蓄積された結果なのです。
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