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「富と成功への扉をあける
第11番目の鍵」
■■ ロバート・シャイン・フェルド著 原田直子訳 ■■
■■ PHP研究所(2005.2.9) ■■
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成功に関する書物はたくさん出版されている。
その中でも、本書の成功要因に対する着眼点のユニークさは他の書物とは一線を画している。
成功に関する書物を読んだことのある方ならわかると思うが、成功するための要因は、次に挙げる10個の中のどれかに含まれており、それ以外の要因を探すことが難しいと感じるくらいだ。
その要因を次に掲げるが、本書は、それらは真の要因でないと説く。
【1】願望
強く願えば、必ず思いは現実化する。
⇒ 弱気で自信がないのに何度も成功を収めている人がいる。
『ハリー・ポッター』を著したJ・K・ローリングは、完成後もまるで自信がなかったが、この作品で世界の富豪の仲間入りを果たした。
ウェンディーズの創始者ディブ・トーマスは地元で3,4軒のレストランを経営できれば十分と考えていた。
反対に、強く願い続けて、思いが今だ通じない者は星の数ほど存在する。
【2】信念
信じれば、何事も成る。
⇒ 強気で自信にあふれているのに失敗を繰り返す人がいる。
著者のロバートは、事業にかかわっているとき、不安と弱気に苛まれていたが、結果的に成功と富を手に入れることができた。
【3】引力の法則
自分の心に占めていれば、磁石のように向こうからやってくる。
⇒ 良いことがありそうだなと思っても、良いことは起きないし、悪い予感がしても、悪いことはなにも起こらないことは誰もが経験していることだ。
【4】目標設定
明確な目標を定め、日々確認する。
⇒ 目標を設定したからといって、達成できていない者はたくさんいる。
【5】模倣
【6】明確で詳細な計画
【7】今すぐ行動
【8】持続
【9】イメージ化
【10】宣言
以下、同様に、どれも、すべての人にとって成功の要因にはならないと著者は強調する。
成功者なら、真の成功の要因を知っているか、あるいは経験したにもかかわらずうまく説明できないでいる。
真の成功の要因、それは、本書の題名にもなっている「第11番目の鍵」である。
この世には成功に関する法則が書かれた本はごまんとある。
成功したい人もごまんといるのに、出版された数ほど成功者は出ていない。
その一方で、思いつきで次から次に成功を収めている人もいる。
世間では、「運」とか「偶然の一致」、「たまたまそこにいた」といいような表現で納得しようとする。
しかし、違うのだ。成功するべくして成功したのだ。
本書では、「運」の秘密と本質を明らかにすることを目的としている。
11番目の鍵を使って成功を収めるためには、一定の手順を踏まなければならない。
「第11番目の鍵」は、世界的なサクセスストーリーと関わっている。
例えば、マイクロソフト、スターバックス、ナイキ、リーボック、デル、ケンタッキー・フライド・チキン、ウェンディーズ等々がその代表である。
彼らは、成功に至るまでに次から次に困難に遭遇した。
毎日のように現れる困難の「溝」を、次から次に飛び越えてきたのだ。
どれ一つ、最初から答がわかっているような「溝」はなく、リスクと隣り合わせであったにもかかわらず、成功者達は安々と日々これを飛び越え、今日の繁栄に至るのである。
当書は、どうすれば、現在の位置からいくつもの「溝」を乗り越えながら、理想の位置に到達できるかを解説している。
「第11番目の鍵」を知った人は、その力の大きさを知り、真剣に学び、そして実践するようになる。
筆者は、この世にはインターネットよりさらに強力なツールがあるという。
インターネットも、その世界は実に巨大で驚くべきツールなのであるが、著者が語るネットは、さらに巨大で無限の力を備えている。
もう一つのネットワークは、無意識レベルでつながっている。
この見えないネットワークには2つの役割がある。
ひとつは、「情報を集めこと」、
もうひとつは、「他の人と情報を交換する」ことである。
見えないネットワークには、世界中のあらゆる「人」と「もの」に関する情報であふれている。
見えないネットワークの中から、インターネットのように「検索」することができるのだ。
無意識の世界は、誰かを助けてあげたいといつも思っている。
だから、無意識の世界と通信に成功すると、必ず協力を得ることができるのだ。
無意識の世界との関係を結ぶのは「インナーCEO」の役目だ。
インナーCEOは、あなたの一部であり、心の奥の私的な部分だ。
インナーCEOは、見えないネットワークの門番だ。メッセージや情報はインナーCEOを通さなければ、見えないネットワークには届かない。
インナーCEOは、見えないネットワークに対し検索エンジンを使い、いろいろなメッセージをあなたの届けてくれるようになる。
つまり、このインナーCEOとの交信がうまくいくようになった者こそ、成功への鍵を握るのである。
インナーCEOとの二人三脚で大きな成功を手にするには、次の7つのステップが必要だ。
1 自分の望みを明らかにして、イメージを膨らませる。
2 最も望ましい結果が得られるよう「要望書」を作成する。
3 要望書をインナーCEOに送る。
4 要望書がインナーCEOに承認される。
5 要望書が見えないネットワークに送られる。
6 他のインナーCEOから反応がある。
7 あなたのインナーCEOがこれらを総合的な計画にまとめる。
8 計画が動き始め、あなたの要望は実現する。
インナーCEOは、あなたの一部であり、心の奥に存在する。
インナーCEOは、無限に広がる見えないネットワークと交信して、成功するか否か人生の大事な場面において、最高の選択ができるよう支援してくれる。
インナーCEOは、あなたがこの世になぜ生まれてきたか、果たさなければならない特別の使命は何なのか知っている。たいていの人間は、それぞれ一生かけて、貢献したり、経験したり、学習するために生まれてきたのだ。
kougaiは、スピリチュアルな世界を信じている。
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【2005.1.11『精神世界』】から抜萃
http://blog.mag2.com/m/log/0000130996/105025202?page=12#105025202
無意識層は個人の中にあるが、宇宙にも通じている。人類がこれまで経験してきた記憶や、時間を超え未来に起きる予知能力まで、すべてが含まれている。つまり、無意識は個人に属するものではなく、人類が共有している無限の世界だ。
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自分が、いったい何の使命を帯びて、この世に生まれてきたか知っている人もいれば、知らない人もいる。
マイケル・デルもビル・ゲイツも、幼い頃から自分の運命がコンピュータとともにあることを知っていた。
別に知らなくてもいい。なぜなら、あなたのインナーCEOが、全てを知っているからだ。
あなたの要望に応え、それがあなたの使命に反しないものであれば、インナーCEOは動き出す。見えない世界にアクセスし、あらゆる人の情報を取り寄せてくれるだろう。
日常において、何か決断を下すときに、インナーCEOが、あなたに最適の解を与えてくれるようになる。そのタイミングは、神の啓示のように電撃的な場合もあるし、自然と導かれる場合もある。インナーCEOからの答の受け方は、「要望書」であらかじめ約束しておくとよい。
それでは、いよいよ、インナーCEOへの協力の求め方について説明する。
【第一ステップ】自分の望みを明らかにし、イメージをふくらせる。
自分の望みをすべてカードに書き出す。
それらに優先順位をつける。
忘れてはならないことは、成功したあかつきの自分の生活をイメージしなければならないことだ。
著者の描いた生活イメージは「インターネット事業で望みどおり大成功を収め、好きなことをしても一定の収入を得ることができる」であった。もちろん、著者は望んでいた生活スタイルを手に入れることができ、当書を執筆するきっかけとなったものである。
【第2ステップ】最も望ましい結果が得られるよう要望書を作成する。
どんな要望でもかなうわけではない。
あなたの身を滅ぼすような要望は受け付けてもらえない。
インナーCEOに受け取ってもらうためには、書き方がある。
あらゆる仕事・計画に対し要望書を書かなければならない。
著者は現在でも60件の要望書を提出中だという。
あいまいな要望書ではいけない。具体的に書く。
著者の要望を例示する。
・フロリダ州からバージニア州に引っ越せますように。
・妻とこれから生まれる子が、安産で健康でありますように。
・この本の執筆、編集がうまくいきますように。
・自宅学習教材の開発がうまくいきますように 等々
どんな悩みを書いてもいい。ちっぽけでもいい。恥ずかしがらず要望書に書き込まなければならない。自分の心の中にあるから書かなくてもよいだろうと思うのは間違いだ。インナーCEOは「あなたが書いた要望書」をもとに、無意識の世界でたくさんのCEOと接触を図るのである。
要望書の中身はできるだけ具体的な方がいい。期日や収入額など、はっきり書き表さなければならない。そうしないと、インナーCEOがあなたの真意が何であるか、推し量ることができなくなる。あくまで、最初に明らかにしないといけないのは意識上の「あなた」だ。
「大きな収入」→「○○円の収入」
「早く」→「○年○月○日までに」
そして、大事なことは、自分でも気づかないような人生の転機が、そばまでやってきているとき、ベストタイミングでインナーCEOから示唆を受けることだ。
そのためには、インナーCEOがあなたに答えを渡したいときに、あなたに気づかせるために、どのような合図を送るか、あらかじめ決めておく必要がある。
ちなみに著者の場合は、次のような合図の取り決めをしているという。
「絶対見落とさないように、そのときは、頭にがつんと合図をやってほしい」
インナーCEOに提出する要望書は手書きよりもパソコンで作った方がよいそうだ。
なぜなら、一度提出しても、いつでも修正して差し替えができるし、目的を達成し不要になったファイルは別のフォルダに移してメモリーとして保管することができるからだ。
要望書は、フォーマットを作成し、必要なところを記入するようにする。
また、インナーCEOには、名前をつける。どのような名前をつけるかは、あなたの自由だ。
要望書のフォーマットは、次のブログを参考にされるといい。
AT限定 夢までの一本道
http://ameblo.jp/usa1/theme-10000222119.html
kougaiも要望書をつくってみた。
オグマ 様 ←(「ファイアーエムブレム」の好きなキャラ)
今日は、うちのマンションの大規模修繕について相談するために手紙を書いています。
ご存じのように、うちのマンションは築後15年が経ち、外壁や通路にクラックが入り、一部に錆びた鉄筋が露出するなど、安全性や居住環境に問題が見られます。
ところが、分譲時の修繕積立金が恥ずかしいくらいに廉価で、大規模修繕に必要な費用の半分も満たしていない状況です。
マンションの価値を維持し、これからも安全に暮らしていけるためには、銀行から借金してでも、大規模修繕を実施しなければなりません。
そこで、次のことが実現できるように、あなたが直接手を貸してくれるか、または、必要な人材、アイデア、資源、技術、戦略をもたらしてくれるか、あるいはその両方をしてくれることを希望します。
1 大規模修繕の必要性を認め、かつ、私を助けてくれる方が住民の中からたくさん出てきてくれること。
2 銀行から借り入れること、修繕積立金の大幅な値上げについて、住民が納得させるプレゼン資料が完成すること
3 完成したプレゼン資料をもとに、総会までに個々の住民に対するプレゼンがうまくいくこと。
4 修繕積立金の大幅な値上げ及び大規模修繕計画について、来る総会において4分の3以上の同意が得られること。
ただしこれは、私の意識という限られた視野で考えた望みです。もっとよい結果が得られるならそれをもたらしてください。
kougai
上記要望書のなかで、定型文は、
「今日は、○○○○○について相談するために手紙を書いています」
「 そこで、次のことが実現できるように、あなたが直接手を貸してくれるか、または、必要な人材、アイデア、資源、技術、戦略をもたらしてくれるか、あるいはその両方をしてくれることを希望します」
「 ただしこれは、私の意識という限られた視野で考えた望みです。もっとよい結果が得られるならそれをもたらしてください」
の3つだ。
これをコピーしてフォーマットとし、あなたの懸案事項の中から要望書をつくってみてほしい。
一度にたくさんつくる必要はない。
一日一つずつぐらいがちょうどいい。
要望書をつくるだけでも、心の中にもやもやしたものが、ずいぶんすっきりしてくるのが感じられるはずだ。
「第11番目の鍵」には、要望書のサンプルがたくさん載っている。
実感をつかむためにも、ぜひ目を通されるといい。サンプルのテーマだけを次に掲載しておく。
○新しいブランド戦略の構築がうまくいきますように。
○支店の第3四半期の売上が前期以上に伸びますように。
○再販業者の国際ネットワークづくりが成功しますように。
○会社のホームページがうまく改正できますように。
○会社がうまくIPO(上場)できますように。
○ネットワークビジネスが成功しますように。
○売上ノルマを達成できますように。
○これから始めるインターネットビジネスが成功しますように。
○物書きの生活が送れるようになりますように。
いずれも、著者がコンサルタントしている顧客から上がってきた切実な要望書で、それらのほとんどが要望する内容を達成することができたそうだ。
つぎに要望書のインナーCEOへの提出方法を説明する。
どうしても、インナーCEOのイメージが描けないという方は、映画「トゥルーマン・ショー」を観られるといい。
筆者によると、映画に出てくるコントロールルームが、「第11番目の鍵」を実感するのに最適の場面であるらしい。
映画「トゥルーマン・ショー」
http://tinyurl.com/8wmer
インナーCEOは、このコントロールルームで、毎日、あなたの言動、気持ち、身辺の出来事をチェックしている。そして、見えないネットワークに、あなたが書いた要望書を送るなどして、なんとか解決法を探し出そうとする。
ところが、せっかくインナーCEOが、がんばっていても、当の本人は、いつも同じ考えでなく、一時の感情や不安で揺らいでいる。だからこそ、きちんと要望書の形にして、インナーCEOに送る必要があるのだ。
要望書の投函箱を用意する。
使って、楽しく、見た目が、ほどほどによければいい。
完成したら、インナーCEOにこう言おう。
「この箱を見張ってください。私がこの箱に何か入れたら、要望があるということです」
投函箱は自宅のどこか適当な場所に設置する。
これで、用意は整った。
著名人のエピソードを紹介する
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一番目に紹介するのは、ローリング・ストーンズ、セックス・ピストルズ、ブライアン・フェリー、ジャネット・ジャクソンなど数々の有名ミュージシャンを配下に、世界の音楽業界に君臨する「ヴァージン・レコード」の創始者、リチャード・ブランソンの物語だ。
ブランソンがまだ、駆け出しの頃、突然、レコードを割引して通信販売することを思いついた。インナーCEOからのメッセージだった。
ブランソンの企画はまんまと当たり、ヴァージン・レコードを始めとした複数の企業を経営し、まさに順風満帆であった。
ある日、航空会社を買わないかとブランソンのもとに男が現れた。航空業界はレコード業界とは何の関連性もなく、誰もが反対するだろうと思っていた。ブランソンも最初から一蹴するつもりであったが、男と面接して思わず契約書にサインした。
またしても、インナーCEOからのメッセージである。ブランソンが巨万の富を築いたサクセスストーリーには、裏で彼のインナーCEOが、大きな計画を進めていた形跡が認められる。彼はその後も論理や常識では考えられない意思決定をたびたび行い、いずれも成功を収めているのである。
スポーツシューズのナイキにも同じようなサクセスストーリーがある。
ナイキは、はじめブルー・リボン・スポーツという社名であったが、新しい方向氏を示す名前はないか、社員の誰もが考えていた。その中の一人の社員が、寝ているとき、ギリシャ神話の勝利の女神の夢を見て、その女神の名(ナイキ)を発して目覚めたという。
ナイキの低迷期、ある社員がマイケル・ジョーダンを広告に使おうと思いついた。その頃のジョーダンはまだ新人でそれほど知られておらず、しかもアディダスと既に契約しており、本人もナイキの誘いには、かたくなに拒み続けた。
それでも、ナイキは彼を口説き続け、その結果、「エア・ジョーダン」が生まれ、ナイキは経営の危機を脱することの成功する。
カーネル・サンダースがケンタッキー。フライド・チキンを創業したときも、インナーCEOの力が働いた。圧力鍋を使った鶏肉料理のレシピを考え出したときだ。
コンラッド・ヒルトンは、何か問題があって、それについて考え尽くした後は、内なる静けさといったものに耳を傾けるそうだ。そして、何かがカチッと音を立てるまで、これだという確信が持てるまで耳を傾け続けるのだそうだ。
これが、ホテル業界の巨人ヒルトンが、数々の成果を生み出す手法である。
※「要望書」を書くまでの道のり
□インナーCEOに要望書を書く方法を決める。
自宅のパソコンにするか会社のパソコンか。
フォルダをどれにするか、投函箱をどこに置くかなど
□インナーCEOからの合図の方法を考える。
その場で助けが欲しいときに、一見してわかるような合図の方法を決める。
例「頭にガツンと来て絶対に見落とさないような合図がほしい」
「みぞおちや胃のあたりに何か強い感覚を与えて欲しい」
□インナーCEOへの要望を列挙する。
□要望に優先順位を付ける
□要望書を書く
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「富と成功への扉をあける
第11番目の鍵」
■■ ロバート・シャイン・フェルド著 原田直子訳 ■■
■■ PHP研究所(2005.2.9) ■■
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