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「加速成功」
道幸武久 サンマーク出版(2004.8.10)
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道幸武久氏は、大学卒業後、証券会社につとめる。夢は「莫大な金額の報酬が受けられる職業」トレーダーへの道であった。営業で、いろいろな金持ちと接して、成功した者にはある種の共通点があることを知る。金持ちになった人や成功者は形は違いこそすれ情報の収集には労力とお金を惜しまないということだ。道幸氏はトップセールスを誇る先輩の教えに従い、手取りは16万円のうち4万円は書籍代に使うことに決めた。彼は「営業」の本を読みあさった。先輩が偉いところは、どの本を買えといわなかったことだ。はじめは隠しているのかと思ったが、自分でしゃにむに本を買って読んでいるうちに、良い本とそうでない本が見分けられるようになり、そのうち本屋で良い本が選べるようになったという。最初から良い本を薦められていれば、本を見る目は養われなかったであろう。また、せっかくの良い本も良い本と感じることなく読み飛ばしてしまったかもしれない。先輩の営業手法も教わる。営業時間の昼間はサウナでさぼっているのだ。昼間は相手も忙しいから訪問しても家にいない。しかし会社で勤務時間が定められているので、その時間帯は、営業に行くふりしてサウナで休養して英気を養なう。そして、他の営業マンがへとへとになる夜の時間から活動を始める。訪問先は事情を知らないので、そのガッツに好感を持つという手法である。
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加速成功はその名のとおり、加速度的に成功に近づく方法を説いた本である。年収を今の3倍にアップさせたいと願ったその日から、どうやって実現に導くか、まじめに、わかりやすく書かれている。この手の本は眉唾ものが多いような気がするが、道幸氏は語り口は誠実で、成功までの道筋を包み隠さず描いている。まずは、成りたい自分に近い師匠を選ぶことが大切である。そして師匠が何を教えてくれるのか期待して待つのではなく、自分は何が学びたいのかしっかり自覚した上で、師匠に質問をぶつけたり、観測することが必要なのだと説く。自分がめざすことを体現している人を師匠に選んだからには、徹底的にその師匠のまね(モニタリング)をする。その人の、「行動」と「信念」と「ポジショニング」をモデリングすることで道幸氏は成功を加速させてきた。
○「勤勉で有能な人」と「怠惰で有能な人」のどちらに仕事を頼むか?
答えは「怠惰で有能な人」。
勤勉で有能な人は、これ以上がんばりようがない。それに引き替え、
がんばっていないのにそこそこの結果を出している者は、まだまだ可能
性を秘めている。時間や人の使い方がうまいのかもしれない。どんどん
仕事を頼むべきである。
○「勤勉で無能な人」と「怠惰で無能な人」のどちらの首を切るか?
答えは「勤勉で無能な人」。
勤勉で無能な人は、情に厚い日本的経営の会社ではなかなか切ること
はできないだろうが、これ以上伸びる可能性はない。怠惰で無能な人は、
たたき直せば使える可能性がまだ残っている。
勤勉で有能な経営者は部下とともにみずからシステムの一部になって
働く。怠惰で有能な経営者はシステムをつくって自らは管理する。自分
はどちらに向いているか考える必要がある。
何か得意な領域、好きな領域があれば、その才能をどんどん伸ばすべ
きである。どんなに忙しくて、1日1時間は自分の時間を持ち、得意な
ことに磨きをかける。5年もすればエキスパートになれる。
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独立1年半で年収が9倍になった男の本『加速成功』  |
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「加速成功」
道幸武久 サンマーク出版(2004.8.10)
1,680円
目次
第1章●とことん成功者をマネすることから始めろ! 第2章●わがままを押し通し、「有能の輪」に磨きをかけろ! 第3章●とにかく使命をでっち上げろ! 第4章●何が何でも「結果を出す力」を身につけよ! 第5章●「できない」ことでも「できる」と確信せよ! 第6章●「失敗しない」は大失敗であることに気づけ!
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