|
「きっと、よくなる!」 1,600円
■■ 本田 健(サンマーク出版) ■■
■■ 2005.1.15 発刊 ■■
|
|
|
本田氏は、「幸せな小金持ちへの8つのステップ」(ゴマブックス)、「ユダヤ人大富豪の教え」など、数多くの「お金」に関する本を出版し、「お金の専門家」として知られる。お金にまつわる出版が目につくが、株や投資でお金を儲けるノウハウを教えているわけでなく、むしろ、お金が人生のすべてではなく、ほどほどに、しかも人生を楽しみながら、一生を楽しめる程度に稼ぎ、一度限りの生を充実して生きよと教える人生の教本である。
本田氏は、経営コンサルティング会社、会計事務所、ベンチャーキャピタルなど複数の会社を経営している。独自の経営アドバイスで多くのベンチャービジネスを育てた実績を持つ。この先、いくらでもお金を儲けようと思えば儲けることができたかもしれないが、娘の誕生を機にセミリタイアしてしまう。子育てのかたわら、不定期にカウンセリングやセミナーを開催している。生活のためというより、楽しいから、ときどき仕事をしているそうで、毎日働く我々からするとうらやましい限りだ。ところで、本田氏は、最初から恵まれた生活を送っていたわけではなく、仕事で失敗したり、留学を断念したり、離婚で苦しんだり人生で、いろいろもがき苦しんでいる。本田氏は、自分やまわりの仲間、あるいはアンケート調査により、あることに気づいた。つまり、最悪だと思った出来事は、必ず後の幸せにつながっており、ほとんどの人にとって、最悪のときこそ、幸せへの序曲の始まりであるという法則があることに気づき、そのことが本書の出版のきっかけとなったのである。
「きっと、よくなる!」現在、人間関係、男女関係、仕事、お金、健康などの問題を抱えている人が、この本を読んで考え方一つで人生の展望が開けてくることを知ってほしいと本田氏は願っている。
|
|
|
 |
|
|
人生、最大のピンチは、最大のチャンスへの始まりでもある。マイナスの出来事に、ずっととらわれていてはだめだ。長い目で見れば、そのマイナスがきっかけとなって、人生は必ず上向きに動き始めるものだ。
マイナスから、プラスに転じる早さや、上昇速度は、その人のチャンスをつかむ力と深くかかわっている。チャンスは運がよい人だけに訪れるものでない。実は、あちこちに転がっていて、その人がそれを感受するかどうかにかかっているのだ。そして、チャンスと思ったら、ためらわずに乗っかることだ。
渡米するのは英語を十分習ってからとか、相手国のことをよく勉強してから、などと構えていると、いつの間にかチャンスに逃げられてしまう。まずは、行動を起こすこと、Do→See→Plan が必要だ。
人が死ぬときに後悔することは、人生をもっと楽しめばよかったという思いではなく、もっと愛すればよかったという心残りであるらしい。「愛を引っ込めた」ことへの悔やみであるそうだ。親子や恋人同士でハグ(抱きしめ合う)する文化を日本でも育てたい。
本田氏は、父親に反抗したり、勘当されかかったりで、あまりいい関係ではなかった。本田氏は、大恋愛の末、結婚した妻と離婚し傷が癒えないまま実家で数日滞在したことがある。職場復帰のため、実家の父親に別れを告げたところ、父親から握手を求められ、いぶかしげに手を差し出したところ、その手をぐっと引っぱり抱き寄せられ「心配するな」と無口な父親からぼそっと言われ、本田氏は帰りの新幹線で涙が止まらなかったという。日本人は恥ずかしがり屋だが、ここ一番のときは、本田氏の父親のように愛を引っ込めないように習慣づけたい。
準備ばかりの人生はやめよう。何をするにも準備を万端にしないと気が済まない人がいる。就職するための資格取得、外国に行くための語学の勉強、結婚するためのお稽古ごと、老後のための貯金、死ぬための準備・・・果てしなく準備を続けるだけの人生はやめよう。
現代人の95%がお金に取りつかれているという。アメリカの調査で、どのくらいお金があれば十分かという意識調査を行ったところ、すべての所得層において、あと20%ぐらいという答えが返ってきたそうだ。
つまり、お金が増えても、欠乏感は永遠に続くということだ。宝くじが当たるまでは、宝くじが当たることを夢見ているかもしれないが、宝くじが当たったからといって、欲望が止むのではなく、さらに、お金に対する執着が増えるという。実際、宝くじが当たって90%の人が、ひどい目にあって、当たるんじゃなかったと後悔しているというデータもある。
お金の拘束から、まずは逃れて、あらゆることを楽しむことから始めてほしい。筆者の本田氏は、収入確保のレールを敷いたあと、プチリタイアして、これまでは週末だけの楽しみであったが、今では毎日を休日のように充実した日々を送っているという。
今のままでは、だめだと思い続けている人は多いと思う。「今のままではだめだ」という気持ちは神聖なる不満として受け止め、その不満に誠実に応えていかなければならない。
なかなか新しい自分に踏み出せない人は、言い訳の達人である。「もう年をとりすぎて冒険できない」と言った24歳の男性もいた。「時間がない」、「才能がない」と言い訳を続けると、できない理由探しで、これから先の人生を送ることになる。人生をコントロールする力を自分自身で取り戻すべきだ。
5分以内に願い事を紙に書き出してみてほしい。何も書けなかった人は、何も望んでいないのと同じで、これから、何も得るものがないことだけは、はっきりしている。つまり、5分を与えられたら、時間内に、たくさん、具体的に自分の夢を書き出すことができる者ほど、成功の確率が高いということができる。
「静かなるワクワク」を追い求めよう。熱いワクワクは、冷えたあとがこわい。それよりは、本物のわくわく、つまり、「静かなワクワク」を持ち続けてほしい。「静かなワクワク」を内に秘めている人はとても魅力的にみえる。
仕事をわくわくしながら続けていると、仲間が集まってきて、アドバイスをくれたり、手伝ってくれたり、いろいろプラスに働く。幼稚園では、面白そうに遊んでいる子がいると、周りの子が自然に集まってきて、面白そうに遊んでいる子の熱意が次から次に集まってきた子達に伝染するという。ビジネスの世界でも同じである。
ビジネスは、あまりに手を広げすぎると、焦点がぼやけ、顧客が離れてしまう。気に入ってくれる人だけを相手にすれば必ずうまくいく。自分が最高に好きなことをして、自分のしていることに対して喜んでくれる顧客が千人もいれば、必ずビジネスはうまくいく。
お金を渋々使うのはやめよう。お金を使う瞬間を大事にする。すべての人の幸せのためにと願いながらお金を使うと、人生は楽しくなる。
お金持ちになるためには、どんなつまらない仕事も、人生に無駄はないと考え、誠実にこなし、そのときの経験を、後で生かすことができるようにならなければならない。
|
|
|
購入はこちらから |
|
|
きっと、よくなる!
本田 健 (著)
価格: ¥1,680 (税込)
目次
◎準備ばかりの人生をやめよう
◎お金の過食症、拒食症に気づく
◎十年後の自分からアドバイスをもらう
◎ライフワークは「幸せ感」の近くにある
◎お金持ちほどパートナーを大切にする
◎子育ては、世界一すばらしいライフワーク
◎「自分発」で人生を生きる
◎
あなたの夢は発芽の時期を待っている
|
|
 |
|
新刊メニューへ |
|