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著者の清水久三子さんは、IBCS社で新規事業戦略立案、展開支援、コンサルタントの育成強化など「プロを育てるプロ」として知られるばりばりのキャリアウーマンである。
コンサルタントは、日々クライアントから様々な相談を持ちかけられる。
その一つひとつに適切なタイミングで的確な解決方法を提示していかなければならない。
相談を持ちかける相手は長年のプロである。
相談を持ちかけられるコンサルタントは最初専門的な知識は持ち合わせていない。
コンサルタントは最速で基礎知識をインプットし、報酬をもらえるに値する問題解決法をコンサルタントに返せるまでに知識を深めていかなければならない。
このため、ふつうの勉強法ではとても間に合わない。
常人の3〜6倍の早さで知識のインプットをしなければならない。
しかも、知識を実用化できるまでに深め、クライアントに満足していただける成果物としてアウトプットしなければならない。
今週紹介する新刊は、その題名のとおり、コンサルタントだけではなく広くビジネスパーソンに求められる「プロとしての学び方」を解説した本である。
学び方には4つのステップがあるという。
「概念の理解」
「具体の理解」
「体型の理解」
「本質の理解」の4つだ。
知識を理解したというレベルは2番目の「具体の理解」まできているということで、「学んだのに稼げない人」は、ここでとどまり3番目以降のレベルに達していない人のことをいう。
勉強道具は大きく2つに分かれる。
「本来的な勉強道具」と「本来的でない勉強道具」だ。
「本来的な勉強道具」であるノートや筆記具を選ぶときは、書きやすさ、持ち運びやす、切らしたときの入手容易性などの効率性を重視すべきである。
ところで、ノートはメモとして使うことに徹底すべきで、大事な部分は、必ず、自分がホームベースとする「基本書」に転記すべきである。
「本来的でない勉強道具」は、ポータブル・プレイヤーやボイス・レコーダーなどで、聴覚を活用した勉強も移動時間で利用できるので効果的だ
そのほか「酸素」「ブドウ糖」「速読ソフト」、「瞑想用CD」、「エナジーライト」なども使ってみる価値はある。
また、勉強仲間を持てば、情報交換やモチベーション維持の強い味方になってくれる。ただし、傷のなめあい仲間は絶対の持たないこと。「合格しなかったのは出題された問題がおかしいせいだ」などと仲間で言い合って共感しているようでは来年の合格もおぼつかないそうだ。
毎年3月になると書店にNHKのラジオ講座のテキストが山積みになる。
kougaiもときどき、今年こそは始めようと思ってテキストを買う。
4月号だけで、こういったテキスト類全体の半分ぐらいは売上げられているのかもしれない。
荘司氏によるとこれを「春の病」というらしい。
ほとんどの人が5月ぐらいまでに辞めてしまい、6月にはテキスト売り場も目立たないところに移る。
モチベーションを維持するには、試験を受けることを決めてしまうとよいそうだ。何かを勉強しようとするとき、試験日を設定し、そのために勉強しなければいけない状況に自分を追い込むようにする。
今は、TOEICや英検もあるし、近頃はビジネス系で、「ビジネス法務」、「経済学検定」などの試験もあるので、いろいろな目標が設定しやすくなっている。
潜在意識を活用することで、勉強の効率は大きくアップする。
科学万能主義者は「気のエネルギー」や「潜在意識」を認めたがらないが
もともと科学だって、この先どこまで発展するかは私たちにはわからないし、現在がどのレベルにいるのかもわからない。
「潜在意識」を活用した学習法はすでに効果が実証されているので活用すべきだ。例えば、数学の問題などが解けずに行き詰まったときは、じたばたするのではなく、一晩頭の中に寝かせると、夢の中で答が現れたり、翌朝にいとも簡単に解けることがあるそうだ。
また、将来自分が試験に合格したときにまわりから祝福される光景を鮮明にイメージするようにしていると、それが正夢になる確率は高いそうだ。これも潜在意識のちからによるものだ。
年齢と学習効果はまったく無関係だ。
20歳を超えたら、脳細胞が死滅していくので脳の力は衰える一方だという考え方は間違っている。年をとればとるほど、脳神経ニューロンが増加するため、能力は年とともに伸びるという研究結果が出ている。
しっかりした勉強の習慣さえ身につければ、学習効果に年齢はまったく関係ないといってよい。
「年だから」と勝手に限界を設定し、自ら可能性の芽をつぶすはやめよう。
たった一度きりの人生、何を始めるにも遅すぎるという年齢はない。
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