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「仕事の道具箱」中島孝志 青春出版社
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ビジネスを強化させるツールがこれほどぎっしり詰め込まれた解説本は他にない。段取り、時間管理、情報収集、アイデア創出、問題解決、決断力、コミュニケーション、営業力、リラクゼーション、夢の実現と、いずれも目が離せないテーマばかりである。章ごとに、ツールがたくさん詰め込まれている。
筆者の中島氏は、当メルマガと同じまぐまぐのカテゴリ「企業・ビジネス>情報源」の中で、「いま、この人が最高に面白い 中島孝志の感動!人間塾」を発行している。
さて、第1章「段取りの道具箱」では、はじめにパレートの法則が紹介されている。これは8020の法則ともいって、当メルマガでも以前紹介したことがあるが、全体の仕事量を100とすると、20の作業時間で、80の仕事を済ませることができるという法則だ。つまり全体を眺めながら、主要な部分を20%づつかじっていけば、かなりの仕事量をこなすことができるというものだ。
「戦略思考」ができない企業に明日はない。戦略とは最終目標を描くということだ。企業の方向性を見いだせずに、小手先の舵取り(戦術)ばかりを弄していたら、タイタニックよろしく氷山に衝突して沈没してしまうだろう。
トヨタの「かんばん方式」は、顧客からの注文に応じて減った分だけ部品等を納入し、作業場にストックを置かないようにする合理的な生産管理システムである。このかんばん方式のように、ビジネスマンも無理、無駄な時間を削減し、ドライに時間管理に徹するべきであると中島氏は説く。
「リバースシンキング」とは、失敗や弱点などマイナスを逆手にとって成功に導く思考法で、命名者は中島氏自身である。例えば「生まれてこの方、女性にもてたことがない」のであれば、「モテない人のための気持ちに立って」本が書けるかもしれない、というような逆転の発想である。
どうしても神経が高ぶって、リラックスしたいときは、「自律訓練集中法」
が有効だ。下の手順で自己暗示をかけるとよい。
1椅子に座り気持ちを落ち着かせる
2「手足が、鉛のように重い」と感じる
3「手足がポタポタ暖かく感じる」
4「心臓が穏やかに、呼吸も楽になる」
5「お腹が熱くなる」
6「ひたいが涼しくなる」
以上で、気分がすっきりする。
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時間は10分単位で有効に使おう。どんな場所でも読書ができるよう、本のページをちぎってポケットに入れて持ち歩く糸川英夫氏の読書法が参考として取り上げられている。
心身が活性化する時間というものがあって、ほとんどの人は朝にやってくる。重要な仕事は午前中に済ませてしまい、午後は外回りなどに費やすと、1日の時間を有効に使うことができる。
最も価値のある情報メディアは、人の口から出る生情報である。いい情報を聞き出すためには、5W1Hで質問するとよい。イエス、ノーで答えられるような質問は、そのあと、話が展開しないので、中身で答えさせるようにインタビューは工夫しなければならない。
ポストイットはいつも携帯する。持ち運びが自由で、手帳やノートに貼り付けられるので、そのまま講演や発表に資料に使える。
発想法に「マンダラート」が有効である
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9つのマス目の中央にある■にキーワードをはめ込み、そのキーワードから連想する言葉や概念を強制的に(何が何でも)思い浮かべ、周りの8つのマス目に埋めていく。そうすることで発想の突破口になる。 |
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何か起きたときに原因を追及する。そのときに使える有効な手法が「連関図法」だ。例えば、職場で連絡ミスが頻繁に起きているとする。その原因をさぐるために思いつくものをあげていく。
「メモをしたものの字が雑すぎて読み取れないことがある」、「メモをしなかった」といった原因がわかる。次に原因の原因を探るのである。
「メモをしなかった」、「メモをしたものの字が雑すぎて読み取れなかった」のはアンケートをとると、「忙しすぎるから」という答えが圧倒的だった。もっと、調べると連絡ミスが起きるのは、「電話が集中する時間帯」に集中していることがわかる。電話がなぜその時間帯に集中するか調べてみることにした・・・・これが、連関図法だ。なぜ、なぜ、なぜ・・・と質問をつなげることで、いろいろな問題点が明らかにしていくことができる。 |
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