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1月22日〜1月26日(毎日スキルアップ通信で紹介)



    新・自分を磨く方法
    
             スティービー・クレオ・ダービック著
             厚徳社 Discover(2006.11.20)  1,300円



 ブックカバーに「あなたの進む道はふたつ」とある。

 一つは、今のやり方に安住し続ける法、
 もう一つは、夢に向かって挑戦をくり返し自分の可能性を高めていく法、

 どちらを選ぶかはあなた次第だ。



【ビジョンを持つ】


 3人の石切工の話。

第1の男「これで生計を立てているのさ」
第2の男「国で一番の石切の仕事をしているのさ」
第3の男「国で一番の大寺院を建てているのさ」


 第1の男は、日々の暮らしに追われ、先のことは考えていない。

 第2の男は、自分の仕事に誇りを持っている。でも、自分のことしか考えず、まわりのことを考えていなければ、時代の変化についていけなくなる恐れがある。

 第3の男は、自分がこの世のために、何をなすべきか意識している。

 自分を磨くといっても、自分ばかり見ていたら、自尊心ばかり育ち、広い視野で世の中を見ることができないままで終わるかもしれない。

 昨夜、NHK大河ドラマで山本勘助が勘助の子を身ごもったミツに対して
「俺は、武者修行のため諸国を回って幾たびの戦に出たが、ここに来て守るものができた。ミツは俺が守るべき城だ」と告白する。

 つまり、自分を高めるだけの戦いではなく、戦いの目的を明確に持たなければならないと言うことだ。

 この先、勘助のビジョンは武田晴信を助け強い甲斐の国造りへと変わっていき、その才覚が数々の偉業を成し遂げ、歴史に名を残すことになる。

 人生においても、仕事においても、ビジョンを持たなければならないということだ。



【高い目標を立てる】

 先が見えないとき、失敗をおそれるとき、現在の自分の能力にあったほどほどの目標を立てたくなるのが人間の常である。

 でも、少し背伸びしたぐらいの目標の方が、自分を高めるチャンスになるのだ。

 企業では、現在保有するヒト、カネ、モノ等の資源と目標の間に意図的にギャップを設けることがある。

 そうすることで、目標達成に向け企業自体の成長が見込まれるのである。
 これをストレッチ戦略と呼んでいる。

 個人においても同じである。
 自分を高めたければ、ちょっと難しいかなと思えるくらいの目標を設定するのがよい。
 


【優先順位を決める】


 老人は、海岸にガラスの壺が落ちていた壺を拾い、そこに石をぎっしり詰め込んだ。

 その様子を見ていた青年に対し、老人は「この壺はいっぱいか?」と尋ねた。

 青年は「いっぱいだ」と答えた。

 老人は、壺に小粒の砂利を壺に入れ、壺を振った。
 砂利は石のあいだに滑り込んだ。
 
 再び「これでいっぱいか?」と青年に尋ねた。
 青年は「いっぱいだ」と答えた。

 老人は、壺に砂を入れ、壺を振った。
 砂は石と砂利のあいだに滑り込んだ。

 老人は青年に言った。
 最初から砂を入れようとするから、うまくいかなくなる。
 そんなことするから、砂利も小石も入らなくなるのさ。


 やることがたくさんあって、何から始めてよいかわからず、将来に不安を覚えていた青年はようやく悟った。


 時間とエネルギーをささいなことばかりに割いて、本当に重要なことに着手していなかったことに・・・


 忙しい、忙しいと連発しながら、時間だけが過ぎていく。
 そして、○○ができなかったのは忙しかったからだと言い訳する。

 忙しいは格好のいいわけだ。
 時間がなかったからできなかった人の99%は、時間がたっぷりあってもできない人だ。

 人生にとって大事なことから始めよう。

 「最良」の敵は「良」であることを知らなければならない。



【情熱を燃やす】
世の中にはふた通りの人間がいる。

 ひとりは、一見何でもないものを自分の情熱の炎で魅力的に照らし出す人、
 もうひとりは、自分が情熱を燃やすのに値するものを探し続ける人。

 後者は、情熱を「ロウソクについた火」のように思っている。
 つまり、何でもかんでも情熱を注いだらローソクの火が燃え切ってしまうと考えている人だ。

 ところが、情熱の炎は、燃やせば燃やすほど勢いは強くなる魔法のエネルギーである。


 これは情熱を燃やすのに値するかどうかなんて考える前に、自分から情熱の火を付けてみよう。

 昼も夜も恋愛のような情熱を燃やし続ける。
 はじめは意識して燃やしたかもしれないが、いつの間にか情熱に突き動かされている自分を発見するであろう。



【誇りを持つ】


 ある国では、敵の捕虜を捕まえては、城壁を磨かせる仕事に就かせていた。
 捕虜達は、民衆の前で屈辱的な仕事をさせられた。

 ある日、王様が何気なく外を見ると、実に楽しそうに城壁を磨いている若者を発見した。何と、その若者は占領した国の王子であった。

 やがて、王は、その若者に王位を譲った。

 その後、城壁磨きは、選ばれたものだけが従事できる高貴な仕事となった。


 仕事はいつも複雑で高度な思考が伴うものばかりではない。
 ときには、何でこの俺がと思うような単純な仕事をこなさなえればいけないときもやってくる。

 でも、自分に誇りをもっている人は、どんなにつまらなく見える仕事でも一生懸命従事する。

 なぜなら、仕事が自分に価値を与えるのではなく、自分が仕事に価値を与えると考えているからだ。



【とにかくやってみる】


 やるかやらないか迷ったときは、やってみる。

 失敗するかもしれない。
 でも、失敗から学ぶことも多いはずだ。

 失敗もしない代わりに前にも進まない。
 何もしないのは、まわりに取り残され、相対的に見れば後退しているのと同じだ。
 

 やったことでなく、やらなかったことに後悔することになる。



【恐怖心と向き合う】

 恐怖心をなくす方法は、ただひとつ。
 行動することだ。

 行動を起こせば恐怖は消える。
 行動している人に恐怖はない。










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