|
|
|
|
史上最高のセミナー
マイク・リットマン、ジェイリン・オーマン著・河本隆行監訳
きこ書房(2006.10.15) 1,800円
|
|
|
本書は米国で最も成功している起業家10名の教えを集めた提言集である。
それも、インターネットなんかでは簡単に手に入れることができない上質の提言ばかりだ。もし、彼らのセミナーを全部受講したら莫大な費用がかかる。それを一冊の本で享受できるのだ。
本書を読めば、「人生が一変する」ような情報に出会うことになるだろう。
まず、世界のメンターといわれるジム・ローン氏の登場だ。
ジムにとって「成功」とは、経済的自立、家族、子ども、孫、よき友人、生産性などあらゆる面における目標や夢の達成、もしくはそれを達成するための努力をさす。
成功は追い求めるものではない。
自ら引き寄せるものだ。
自分がそれにふさわしい人間になることで引き寄せることができる。
まずは自分自身(態度、人格、性質、評判)を磨く。
その後、スキル(セールス、マネジメント、リーダーシップ)を学ぶ。
職場、セールス、その場その場にふさわしい言葉というものがあり、それを学ばなければいけない。言葉は富への扉を開き、よりよい生活への扉を開く。
安易さは怠惰をもたらす。
ただ、傍観するだけでは、自分自身の生涯計画ではなく、他人の計画にはめ込まれてしまう。毎日タイムカードを押し、家に帰って不満を忘れればいい。
最初に職につく理由は、生活のためであってもよい。
仕事は気に入る必要はない。
でも、そこからスタートしなければいけない。
勉強し、成長し、学び、講義を聴き、本を読み、夜遅くまで働き、自分自身の野心に投資を始めたら、必ずそれによって劇的な変化が訪れるだろう。
自分で決めた規律を守る。
一年続ければ、これまでの平凡な人間と似てもにつかない人物になれる。
成り行き任せの1日を送ったのなら、失望感しか残らない。
よい1日を送ったのなら、その日の終わりに自尊心が満たされる。
自尊心が満たされれば、自信を養い、ひいては野心が芽生える。
朝、ベッドから出るのが苦痛なのは、疲れているからでも、だるいからでもない。
起きる理由が十分ないからだ。
十分な理由、目的、目標、人生で達成したいと思う十分な事柄を持つことにしよう。
マーク・ビクター・ハンセンといえば『こころのチキンスープ』の著者として知られる。
マークは誰でも金持ちになれると考えている。
豊かさは、もともと、すべての人に行き渡るほど十分にある。
富というものは、一定量のパイを分け合うと考えるのは間違いだ。
パイそのものを個人の力でいかようにも大きくすることができる。
現にマイケル・ジョーダンが金持ちになることで、あらゆるスポーツ選手もエージェントを雇って、より多くの年俸を要求できるようになった。
ビル・ゲイツに至っては、マイクロソフト社の中だけで2万1千人もの億万長者を誕生させた。
マイクロソフト社の財産はたった一つ。「人間の想像力」だ。
成功するためには4つのプランがいる。
一つめは、自分で真に望むものを見つけること。
二つめは、それを書き出すこと。
三つ目は、それを視覚化すること。
アファメーション(自己説得)はつねに一人称でなければならない。
もし貧乏なら、「わたしは金持ちだ」、もし病気なら、「わたしは健康だ」と言葉にする。
言葉にして視覚化することで、未来の現実をつくりだす。
四つ目は、仲間を集めて、夢をまとめること。
チームを組み、計画を立てよう。
一足す一は二でなく、十一になる。指数的にパワーが増加していく。
フェイマス・エイモスは、1975年に世界初のチョコチップクッキーだけを売る店をハリウッドに出しだ。
彼は子どもの頃からチョコチップクッキーが大好きだった。
儲けたいという気持ちだけでは、いずれ消えてしまう。
自分のアイデアを愛していなければダメだ。
アイデアを実現するためには、何よりもまず実行すること。
起業家に自信家が多いのはいいが、自分の限界を知る必要もある。
起業家が起こす最大の誤りは、人の話を聞かないことだ。
優秀な人を自分の周りに置こうと思ったら、
自分のエゴをコントロールできるようにすることが大事だ。
フェイマス・エイモスは『思考は現実化する』のナポレオンヒルを深く敬愛している。
彼がナポレオンヒルの教えを実践しているなかで、一番の成功の原因となった教えは、『プラスアルファの努力』だ。
これは、頼まれるよりも、期待されるよりも、多くのことをすることだ。
自分の中に『ミッション・ステート』を持たなければいけない。
フェイマス・エイモスのミッション・ステートは、
「人々が、自分自身をより心地よく感じる手助けをすること」だ。
ミッション・ステートを持っていると、ぼんやり家にこもって考えにふけることはなくなる。
出かけていって、自分の人生を前進させるために必要なものを見つけようとするようになれるはずだ。
そして、自分のなかに正しい自尊心が育ち、行動することで、心地よく感じ、さらにやる気も出るようになる。
ジャック・キャンフィールドはベストセラー「こころのチキンスープ」の著者として知られる。
彼は、自尊心を大切にする。
それは、ポーカーのチップのようなものだと考えている。
チップはたくさん持っていないと、積極的にゲームに参加できない。
同じように自尊心が少なければ、失敗したら何も残らないと考えて手がすくんでしまう。
だから、自尊心のレベルは高く持たなければいけない。
そうすれば、進んでリスクをとることができるようになる。
ジャックは、自分の人生に責任を持つことで、自尊心を高めるようにしている。
他人にどう言われようと何をされようと、そんなことは重要でない。
自分の部下や子どもに何を言われようと、そんなことは重要でない。
重要なのは、言われたことに反応して、自分が何をするかだ。
人が行動できないのは、進んで嫌な思いをしたくないからだ。
でも、いつものことしかやらなければ、いつも得ているもしか得られない。
私たちはリスクを冒さなければならない。
ポジティブで精神が高揚するようなエネルギーを自身で取り入れるようにしよう。
それは、セルフヘルプに関する本を読んだり、自分にあったセミナーに積極的に参加することでも得られる。
そして、付き合いたい人々や自分のまわりに置きたいものを自分で決めて実行するようにしよう。
ロバートアレンは20年間の歳月をかけ、経済的自由を得る方法を世界中の人に教育し続けた。
24時間で9万4千ドルの利益を上げた経験をもつ。
米国インターネット界の億万長者だ。
経済的安定を得るためには、多くの異なる収入源を持つ必要がある。
それも一生涯型収入でなければだめだ。
眠っているあいだにお金を稼がなければ、決して金持ちになれない。
不動産、株、情報起業、ネットワークマーケティング、ライセンシングなど収入源はいろいろ考えられる。その中で自分が大好きな分野を選ぶことが大切だ。
重要なのは、仕事から帰ったあとは、徹底的に自分が選んだ分野に集中して仕事することだ。
何を選ぶか決断するのは今日でなければならない。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
史上最高のセミナー
マイク・リットマン、ジェイリン・オーマン著・河本隆行監訳
きこ書房(2006.10.15) 1,800円
→ amazonから購入する
|
|
|
新刊メニューへ |
|