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実力も経験もほぼ変わらないのにぱっとしない人もいれば、その他大勢から抜け出すことができる人もいる。
本書は、大勢から抜け出すための考え方や行動について書かれている。
誰にだって、その他大勢から抜け出すための原石を持っている。
この原石は、行動によってのみ磨くことができる。
自分自身が考える「自分の価値」は当てにならない。
他人がそれを認めて初めて本物の価値になる。
まずは、他人も認める分野において、自分の価値を確立しよう。
そこから、本来やりたいことを始めるべきだ。
自分の売値を知っているだろうか。
もし、あなたが今の職場を辞めて他の会社で働くとフリーエージェント宣言をしたとしよう。どれだけの会社があなたの価値を認め、どれくらいの給料を用意して雇ってくれるだろうか。
入社して何年も経つのに、中途入社した1年生社員の方が給料を多くもらうということが、今はあちこちで見られる現象だ。それは一見理不尽にも見れるが、理由がないわけではない。給料をたくさんもらっている人の方が「自分の魅せ方」が優れているからだ。
あなたの「売値」は、魅せ方次第で上げられるのだ。
低く「値踏み」される人生からさよならしよう。
値踏みされる可能性のあるものは、取り除いておくべきだ。
安物の腕時計を見て、持ち主のレベルまで安くみる人がいる。
それは、見る人自身が衣服や小物にこだわりを持っているからだ。
持ち物は特殊な例としても、茶髪にピアスの若者が名刺を持ってきて「よろしく」と言われても、値踏みされる可能性は高い。本人は優秀かもしれないが、値踏みされることでその若者は優秀と認められるまでに、ずいぶん遠回りをすることになるだろう。
会社のなかで自分はスキルは学んだと言いきる人は少ない。
でも、学んでないつもりでも、学んでいる場合も多いのだ。
自分が所属する組織内では当たり前のことでも、一歩外に出たら、それが立派に通用するスキルであることが多い。
自分のなかに、隠れたスキルは結構あるものだ。
今の所属では、目立たないかもしれないが、まったく違う世界にいけば、その知識やスキルは役に立つ。
松尾氏自身、セミナー講師になって、わずか6ヶ月で『誰にでもできる「セミナー講師」になって稼ぐ法』という本を出版されている。なぜ、そういうことをしたかというと、セミナーを全然やったことのない人に対しては、6ヶ月の経験でも、教えることがたくさんあったからだ。
自分の価値を探る簡単な方法がある。
日常生活において、誰かに何か教えた経験はないだろうか。
パソコンの操作、敬語、ビジネスマナー、ガーデニング・・・何でもいい。
たった一人でも、あなたの知識を頼りにしてくれるファンがいることは、もっとたくさんのあなたを必要としているファンが世の中にいることと同じだ。
これまで人に教えて喜ばれたことがあるのなら。それを他の多くの人にも伝えよう。
人に教える環境に自分を置けば、いやでもスキルは上がっていく。
人は他人に教えることで、情報が整理され、スキルも向上していくのである。
情報発信を続けることで、信頼が生まれ、ブランドに昇華する。
ブランドを確立すれば、あなたが伝える言葉そのものに大きな価値がつく。
自分が他の人より、少しだけ経験や知識があり、それをわかりやすく加工することができるのなら、それを学びたい人にとっては「画期的な情報」となるのだ。
あなたをブランドと認める人が最初は少ないかもしれない。
それでも十分かまわない。少しずつ広げていけばよい。
ブランドとして認めてほしければ日常生活の送り方に気を配るようにしよう。
常に前向きの言動をして、他人のいいところを探し、決して悪口を言わず、周りの人を大切にしよう。
そして人から好かれる前に、自分が自分を好きになる。
「あなたがあなた自身のファンにならなくて、誰があなたのことを好きになるのですか?」
少しでも早くその他大勢から抜け出すために、自分の価値を高める「キャッチコピー」をつくろう。そして、人に会うごとに「キャッチコピー」をアピールしよう。
自分で先に宣言することで、
『私は世間様からこう思われたいから、今このような発言をしたほうがいい』という意識が働くようになる。つまり、思われたい自分を演じるようになるのだ。
著者の松尾氏は、自分のブランドを高めるため、次に掲げるメディアを一つ一つ1年ずつかけて育て上げてきたそうだ。
書籍、セミナー、ホームページ、メルマガ、ブログ
これらは、すべて「ブランド」づくりに続く道である。
そして、いいものはためらわずに取り入れていこう。
[TTP」という言葉がある。もともとはイオングループがつくったそうだ。
意味は、「てっていていきにぱくる」
このTTPを社員に勧めている会社がいくつもあるそうだ。
他業界や異業種から、よいところを複合的にまねる。
よいものをいろいろ組み合わせ、徹底的にパクることで、まだ誰も実践していないオリジナルのサービスを築こう。
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