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「たった三日で人生が変わる」
強烈な書き出しで始まる『すごい「実行力」』は、わが国における行動科学マネジメント学の第一人者、石田淳氏による著作だ。
石田氏の本は一度紹介したことがある。
恒例の「一日読み切り今日だけプレゼント」で、4月27日に、「続ける技術」を紹介したところ、予想をはるかに超えるたくさんの応募をいただき驚いたことを覚えている。
2007.4.27『続ける技術』
http://blog.mag2.com/m/log/0000130996/108495034.html?page=3
kougaiをはじめ、三日坊主で悩んでいる方は多い(笑)
「たった三日で人生が変わる」
これは石田氏の実体験を語ったものだ。彼の持論は前作と変わらず、続けられるかどうかは、やる気でも根気でもなく、メソッドを正しく使いこなせるかどうかにかかっているのだそうだ。
石田氏は営業マンであった頃、月間目標を達成できずに悩んでいた。
もともと人前で話すことが苦手だったので無理もない。
独立後もスタッフの管理がうまくいかず苦しんだ。
石田氏を変えたのは、「行動科学マネジメント」というビジネスメソッドだ。
石田氏は、すごい実行力を身につけることができたのだ。
具体的には次のようなメソッド・ツールを手に入れることに成功したのだ。
「計画通りに仕事を進める技術」
「スピード力を3倍に高める技術」
「自分の好感度をグンと上げる技術」
「苦手ジャンルを少しの努力で克服する技術」
やらなければならないと、わかっているのに、どうして実行できないのだろう。
それは、一言でいえば「実行力」がないからだ。
「実行力」は文字通り「有言実行する力」だ。
たとえば英語が上手になろうと思っているとしよう。
毎晩遅くまで残業していると、帰ってきてなかなか勉強しようという気は起きない。
「明日からやろう」の連続だ。
根気がないから?
能力が劣っているから?
いずれも違う。「実行力」がないからだ。
「実行力」は誰もが習得可能だ。
変化はたったの3日で訪れる。
行動する人は、行動しなければならないから行動するのではなく、
「やりたいからやる」
「行動するのが楽しい」
「行動した後にきっといいことが起こる」
から行動するのだ。
読書が好きな人が寸暇を惜しんでページをめくるのは、読書が楽しくて仕方がないからだ。
つまり、「実行力」をつけるには、行動したくなる理由をつくることが大切なのだ。
理由をつくったら、行動を測定し、行動を邪魔するファクターを取り除いていく。
行動にむけた環境に整えていく。
環境が整うと人は自然に行動に向かう。
行動の前には、必ず動機づけの条件がある。
実行力のない人は、この動機づけ条件が不足している。
仕事の能率を上げたい
上司との関係を改善したい
とにかく収入を増やしたい。
これらは動機付けの条件とはなりにくい。
なぜなら、これらは間接的な動機であり、いわば達成すべき目的にすぎず、行動をうながす直接の動機にはならないからだ。
仕事の能率を上げたいというより、家族との時間を確保したいとか、
上司との関係を改善して昇進することで、念願のマイホームを確保したいとか、
収入を増やして、以前からほしかったあのクルマを手に入れたいと言う具合に「直接の動機づけ条件」に変えていくことが重要だ。
行動科学マネジメントでは、意図的な動機づけをするためにいくつかのツールを用意する。代表的なものとして、ささやかなごほうび、称賛、ポイント、グラフなどがある。
成功体験のない人は、行動の回数ごとにごほうびを与えるようにする。
ごほうびは行動によって必ず手に入れることができるようにする。
たとえば、営業の場合は成約件数ではなくて、訪問回数にするとか、
クレーム処理の場合も解決件数ではなくて、処理件数に設定するとよい。
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