TOP プレゼン力養成 時間管理術養成 リーダーシップ養成 目的別厳選リンク集
新刊案内
7月19日〜7月23日(毎日スキルアップ通信で紹介)
ストレス知らずの対話術    PHP新書
齋藤 孝 (著)
 仕事や学校でストレスを感じない者はいない。それらのほとんどが人間関係によるものだ。それも人との会話から生まれることが多い。でもストレスが嫌いだからといって無口で済ませるわけにはいかない。仕事や学校の会話はストレスばかり生むわけでなく、ときには爽快な気分を味わうことだってある。齋藤氏は、ストレスを生む、生まないは「対話力」にかかっているという。「ストレス知らずの対話術」は、いかにすれば心地よい会話が成立するか、その技法について、以前紹介した「偏愛マップ」の著者でもある齋藤氏が詳しく当書で解説している。

 齋藤氏は著書「偏愛マップ」の中で、当人以外誰もが知らないような癖やこだわりを前面に出して人と話をする方が、抽象的な話で終始するものよりも、ぐっと親近感が増すというようなことを述べていた。

 「ストレス知らずの対話術」でもその考え方が示されており、仕事場などフォーマルな世界では、会話が抽象論から抜け出ることが少ないため、ストレスをためてしまうことが多いそうだ。

 上司と部下の関係では、アンフォーマルな部分をなかなか見せることができない。上司に限らず同僚でも、相手の性格次第で、レスポンスがなかったり、ガードが硬かったり、話しをすぐそらしてしまったり、普通に話をしてもこちらが予想もつかない相手の心の琴線に触れ突然怒りをかうことが一度や二度ではなく頻繁に起きる者など話し相手にしたくない。すなわち対話力の低い人はどこにでもいる。かくいう私自身だって仕事場では、相手によっては対話力の低い人間と見られて当然の態度をとっていたりする。

 仕事場においては誰もが社会的に与えられた役を演じている。仕事場で人を評価するとき、我々は彼自身が演じる表面的な部分しか見ていないのであって、彼が職場では見せていない氷山の隠れた部分に相当するくらいたくさんの魅力が隠し持っているのかもしれない。その魅力的な部分をフォーマルな会話でお互いに見せ合いながら楽しめば、職場でもストレスを感じず会話ができると齋藤氏は説明する。

  会話を続けていると、話の中心が違う方向にそれてしまったり、感情がぶつかり合い会話が続行できなくなったりとアクシデントはつきものである。

 それを防ぐために齋藤氏は「マッピング対話」を提唱する。2人の場合、向き合って座ると視線がぶつかり緊張するので、テーブルの中心から45度の位置に座る。齋藤氏はこれを「直角2等辺三角形」のポジショニングと呼んでいる。次にテーブルにB4の大きさの白紙を広げる。2人で会話の目的を設定して会話を始める。会話の中で問題の核心に迫るキーワードが出てきたら、それをB4の紙に記録していく。白紙に書かれたものを見ながら会話すれば、流れがつかめるので、話が戻ったり、あらぬ方向にそれることはなくなる。また、紙の上に記憶することで、それぞれが思い違いのまま、同床異夢の会話が続くようなこともなくなる。マッピング対話は、一人で思考するよりも、思いも寄らぬ発想が次から次に得られ、有意義な結果が得られるという。

 著者は快適な会話とは、脳と身体が混ぜ合った会話だという。仲のいい2人の友達同士が、周りには会話の内容が聞き取れないような話し方をしていても、本人達には通じている。これは「暗黙知」どうしの会話でお互いを刺激し合っているからだ。言葉ではなかなか伝えることができない「暗黙知」は、フォーマルな世界では見せ合う機会がない。だからこそ、会社を離れて友達と会っておしゃべりをしたり、携帯で仲間と連絡をとりあったりすることで、ストレスを軽減させている。

 「暗黙知」どうしの会話がフォーマルな場でも通用するようになると、お互いの人間関係に変化が現れるという。仕事の能率も上がるかもしれない。

 相手の話を一生懸命聞いてあげて、自分の言葉で言い直して相手にそうであるか確認したりして、相手と良好な人間関係を築いて行こうとする意志がある限り「暗黙知」の会話は可能だ

ストレス知らずの対話術PHP新書 齋藤 孝

目次

序章 対話上手はストレス知らず 
第1章 コミュニケーションにおけるストレス 
第2章 マッピングで対話上手になる 
第3章 快感を感じるコミュニケーション 
第4章 コミュニケーションを鍛える<三つの力> 
第5章 マッピング・コミュニケーションを応用する

購入はこちらから

新刊メニューへ
まぐまぐちゃん
毎日スキルアップ通信
文書力、記憶力、読書力、図解力、プレゼンテーション等、多くのスキルアップノウハウの中からエキスを毎日一つずつ配信。貴方の問題解決力と発想力を強化。
月〜金 毎日無料配信
メールマガジン登録
電子メールアドレス(半角):

メールマガジン解除
電子メールアドレス: