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10月2日〜10月6日(毎日スキルアップ通信で紹介)


「勝負強さ」を鍛える

 ジョン・C・マクスウェル著 齋藤孝訳・解説
   三笠書房(2006.8.5) 価格   1,400円



1章『成功者と凡人を分ける「挑戦力」』


「金を失うのは小さく、
  名誉を失うのは大きい。
   しかし、勇気を失うのは全てを失うことである」

            ウィンストン・チャーチル



 常に輝いている人とそうでない人を分ける要素は、たったひとつ。
 それは、「失敗や逆境を克服する力だ」

 多くの人が『失敗の訓練』をすべきときに、『成功の訓練』しか受けていない。
 成功より失敗する機会の方がずっと多いというのに・・・
 達成感より失望を味わう方がずっと普通なのに・・・

 失敗の訓練!
 それは、すばらしい概念だ。学校では決して学べない。
 失敗の経験を"財産"に変え、今後の人生に劇的に活かしてほしい。
 勝負強さは、困難に対処していく過程で養われる。

 失敗を成長の糧にする方法さえ学べば、これほど強いものはない。
 成功者は失敗に直面しても、人を責めたり、その失敗に縛られたり、自己卑下したりしない。
 失敗に自ら責任を取り、失敗するたびに学び、失敗は進歩の一部だと考えよう。
 そして、新たにリスクを負うことを厭わないようにしよう。






1章『成功者と凡人を分ける「挑戦力」』


「金を失うのは小さく、
  名誉を失うのは大きい。
   しかし、勇気を失うのは全てを失うことである」

            ウィンストン・チャーチル


 常に輝いている人とそうでない人を分ける要素は、たったひとつ。
 それは、「失敗や逆境を克服する力だ」

 多くの人が『失敗の訓練』をすべきときに、『成功の訓練』しか受けていない。
 成功より失敗する機会の方がずっと多いというのに・・・
 達成感より失望を味わう方がずっと普通なのに・・・

 失敗の訓練!
 それは、すばらしい概念だ。学校では決して学べない。
 失敗の経験を"財産"に変え、今後の人生に劇的に活かしてほしい。
 勝負強さは、困難に対処していく過程で養われる。

 失敗を成長の糧にする方法さえ学べば、これほど強いものはない。
 成功者は失敗に直面しても、人を責めたり、その失敗に縛られたり、自己卑下したりしない。
 失敗に自ら責任を取り、失敗するたびに学ぼう。
 失敗は進歩の一部だと考えよう。
 失敗に懲りて、新たにリスクを負うことを厭わないようにしよう。


2章『逆境にあって動じない忍耐力』


忍耐力を養う「6つの教訓」

1人間の本質は"不完全性"にある
  人間である限り、過ちは犯すものである。
  それらを「学びの機会」としなければならない。


2失敗は"終着地点"ではない
  成功は、「目的」ではない。「プロセス」だ。
  失敗は、「到達した結果」ではない。「そのとき、どう対処したか」が大事なのだ。


3"失敗のレッテル"を張るのは他でもない「あなた」だ。
  失敗の大きさは、組織がこうむった損害額や、上司の怒り具合では測れない。
  失敗の大きさは主観的なものだ。
  どう対処したかにすべてはかかっている。


4失敗は"自分を強く大きくする肥料"だ
  失敗を敵と見なす人は、失敗を克服したことがある人には敵わない。
  一度も失敗したことのない人は、失敗経験のある人に服従するしかない。


5ばかげたことをやらないと、知的なアイデアも生まれない
  失敗は必ず取り戻せる。物事を大局的に捉えチャレンジしよう。


6あきらめなければ、いつでも"リベンジ"できる
  われわれは結果を出すために給料をもらっている。
  "いい人"でいるためにもらっているのではない。


 ブライアン・トレーシーによると、35歳までに財を成した4人の百万長者は、黄金を生み出すビジネスを見つけるまでに、平均して17もの事業に携わっていたそうだ。若くして財を成した成功者達は、トライ&チャレンジを繰り返しているのだ。

 成功者は何が起きても必ずリカバリーショットが打てるのだ。



3章『勝つ直感を呼び覚ます行動力』

 失敗して、自分のビジョンがガラガラと崩れ去るのを見るのはつらいものだ。
 その上、人から冷笑を浴びせられたりすると、傷ついた心はさらに冷え込む。

 失敗から立ち直る重要な最初のステップは、「失敗を悲観しない方法」を学ぶことだ。

 悲観しすぎると、「失敗の痛手」が、「失敗への恐怖」に変化して身に染みついてしまう。それがトラウマとなり新しい行動に踏み切ることができなくなる。行動できないと「経験」も積めなくなる。

 
 自分が行動を起こす気になるまで、じっと待っていてはいけない。
 恐れがあっても、とにかく行動を起こしてみることが重要だ。
 やる気のことは考えず、とにかく行動を起こすのだ。

 行動すればやる気は後からついてくる。



4章『人の心を牽引する責任力』


 ある実験。

 4匹のサルをオリに入れ、真ん中に棒を立て、棒のてっぺんに美味しそうなバナナを置き、それを取ろうとしたら水が落ちてくる仕掛けをつくった。

 1匹のサルが棒をよじ登り、バナナを取ろうとすると、天井から水がどっと落ちてきて、残り3匹のサルまで、ずぶ濡れになる。

 他のサルもよじ登ろうとしたが、何度やっても同じ。その都度、4匹ともずぶ濡れになった。そのうち棒を登ろうとするサルはいなくなった。

 4匹の内、1匹を新しいサルと替えた。事情を知らないサルは棒を登ろうとする。しかし、他の3匹のサルが一斉に1匹のサルを登らせまいとして、引きずり降ろしたのだ。

 そして、1匹ずつ新しいサルと替え、ついに全部のサルが新しいサルと替わった。
 どのサルも水をかぶったことはないくせに、新しいサルが棒を登ろうとすると、他の3匹のサルはそれを必死に阻止するのであった。


 何だか、身につまされる実験である。
 組織の中の人間と行動があまり変わらない気がするからだ。
 組織においては、失敗に懲りて、いつまでも安全コースを選びがちになる傾向がある。

 
 大きな成功を手にするためには、それなりの責任を負わなければならない。
 つまり、すべての成功者に共通する資質とは、責任を担う能力である。


5章『岐路に立って迷わない決断力』

 「苦しいから逃げるのではない。
   逃げるから苦しくなるのだ」


 人生の大事な岐路に立たされたとき、「思考停止状態」に陥ってしまう人がいる。

 岐路に立たされ判断することで、大局的な視点が身につく。
 それがつらい体験だったら、まず苦痛を認め、失ったものを悲しむことから始めよう。それから、それに関わった人も、必要なら自身も含め、許してあげる。

 口では簡単に言っても、「許す」プロセスはかなりきつい。
 でも、そうすることで、自分を見極める能力がつくのだ。

 今日という日は、「過去のつらい体験」から「未来への突破口」に転換する日なのだ。








「勝負強さ」を鍛える

 ジョン・C・マクスウェル著 齋藤孝訳・解説
   三笠書房(2006.8.5) 価格   1,400円


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