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「1日3分『夢』実現ノート」 1,400円
■■ 岡崎太郎(フォレスト出版) ■■
■■ 2004.11.19発刊 ■■
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「夢」を思い描くといっても、よほどの楽天家でない限り、ものの本に書いているように夢に向かって迷わずまっしぐらとは、なかなかいかないものだ。当書の筆者、岡崎太郎氏も同じ気持ちだ。
「『できる』と想えば想うほど、反対の想いである『できない』が大きく成長してくる。計画を立てれば立てるほど失敗してしまう」
夢を追い、計画を立てたものの多くが味わう辛酸を、うまく言い表している。岡崎氏は言う、「夢は探すものではない」つまり、日々の小さな欲求を、そのままにしないで、メモに書き残し、夢とまで行かなくても「自分のやりたいこと」を明確にすることから始めなければならないと説く。夢と目標の違いは、金銭のみの大小ではなく、難易度や実現性の高低にあるのみだ。高い難易度にある夢を求めなければならないと力が入りすぎると、かえって前に進めなくなる。もっと力を抜いて、日々の「願い」、「憧れ」、「ほしい」などの身近な欲求をキャッチしていくことに、力を注ぐべきだ。ちょっとした思いつきや、願望を必ずメモの書きとめる。
「やりたいこと」
「やってみたいこと」
「楽しそうだな」
「行ってみたいな」
これらの素直な欲求をできるだけ書き留めることが、長い人生の足がかりになるであろうことは間違いない。
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岡崎氏が著書の中で語りたいことは一貫している。 日々の中で、くやしい思いをしたこと、反省したこと、決心したこと
などを、面倒くさがらずに、手帳などに記録しておくことの大切さを、 本書のメインテーマとして訴えている。人は、どんなに大きなショック
を受けても、時間が過ぎれば忘れ去るようにできている。岡崎氏は以前、 自分の事務所がたばこの不始末で火事になったことがある。消防車が去
った後、岡崎氏と社員全員で丸1日、懸命になって後かたづけをした。 やれやれと思った矢先に岡崎氏は信じられない光景を目にする。それは、
一部の社員が仕事が終わった後の達成感から、たばこを吸い、談笑して いたのである。それくらい、人間というのはお馬鹿で、喉元過ぎれば熱
さを忘れるようにできていると岡崎氏は悟った。 そのときの忘れられない体験が『夢』実現ノートに活かされることに
なる。岡崎氏は、夢が大きすぎるからといって、勝手に自分自身でブレ ーキをかけるのは愚の骨頂と説く。実現が困難と思いこむことによって、
最初から可能性の芽を摘むことになる。かといって、前に進むために、 強引にアクセルを踏むのも多大なエネルギーを消費するだけで、周りが
付いてこれなければ、成功はおぼつかない。それよりは、力を抜いてブ レーキから足を外した方が、精神的な負担も少なく、スムーズに事は、
進むはずである。
通常のプロジェクトであれば、
plan(計画)→do(行動)→see(評価)の過程を経ることに
なるが、岡崎氏は、個人の場合は、計画にこだわらず、行動からはいっ
てみてはどうかと提案する。というのは、計画がなかなか立てられず、
結局何もしていない人が多いので、計画にこだわらず、実行からはじめ
てみてはどうかと勧める。計画は大まか、ぼんやりでもいいから、日々
の行動を先に記録していくようにする。p→d→sの順序でなく、
d→s→pのほうが、すんなり実行に移せやすい。小さな行動からはじ
めて、そのときに感じたことや、反省点、次にはこうしようという気づ
きなどをこまめに、手帳に記録していけば、やがて、自分がやりたい目
標も見えてくるのではないかという考え方だ。
たとえば、「商品開発について、みんなで1日合宿して、じっくり考
えてみようか」とか、「関係者を集めたミーティングが必要だ」と感じ
たときに、すかさず手帳に書き込む。そうすると、記録した安心感から
余計は不安や雑念がなくなり、今、必要な業務にも専念できるようにな
る。また、一度書いたことは、適宜読み返し、着実に実行するように努
める。そうすれば、もう恐いものはなし。あなたは、必ず業績を上げ、
モチベーションをも向上させることができるだろう。
夢ノートには、上司に怒られたことや、損したことなど書かずに、い
いことだけ書く。「わくわく」、「どきどき」がキーワードだ。岡崎氏
はA4サイズのシートをバインダーにとじて、「モチベーションノート」
として使っている。
まず、行動の記録を書く。何時に誰と会った程度でもいい。計画から
と大上段に構えるから、人はなかなかメモや日記が書けないのであって、
小さな記録から始めると慣れてくるものだ。次に、強く心に想ったこと
も、記録に残すようにする。「ダイエットしたい」「スポーツジムに通
いたい」「人間関係を大事にしよう」など、そのときは思っても、長続
きはしないので、かならずメモにとる。また、「今日良かったこと」も
必ず書くようにする。「店員さんに少しおまけしてもらった」など、ど
んなに小さなことでもいい。書きためていくうちにアイデアとして花開
くことが多い。
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購入はこちらから
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夢が見つからない人のためのシンプルな習慣 1日3分「夢」実現ノート
岡崎 太郎 (著)
価格: ¥1,470 (税込)
目次
プロローグ
・幸せの山と不幸の谷
・「夢の正体」は?
・夢は探すものではない
第1章 夢や目標があなたの成功を阻んでいる!
・「金メダル」
・「夢」をカン違いしていない?
・おーい、初心はどこへ行った!
コラム 人は恐ろしいほどに忘れる
・圧倒的に幸せな選択とは
・願いがかなわない理由
コラム 「不安も現実化」する
・スケジュールがあなたを苦しめている!
1. 行動記録
―予定と行動を切り離す
2.
またまた強く心に想ったこと
―純粋で素直な想いを残す
・「こうなりたい」を明確にする
3.
今日よかった出来事
―幸せの幅がグッと広がる
4.
タスクチェック(未決タスク・解決策)
―心の重荷をとる
・不安を明確にした瞬間から解決に向かう
・不安の発見と解決策はワンセット!
5.
今日ひらめいたアイデア
―アイデアを貯蓄する
6. 連絡事項
―やり残しを防ぎ、ストレスを軽減する
7.
情報メモ
―好奇心を増幅させる
・あなたの努力はカラ回りしている!
第2章 想いを「記録」するモチベーションシート
・究極の手帳とは……
・効率的な仕事の進め方とは?
・計画なしから始める
・「予定」と「記録」を切り離す
・予定・目標管理は効率的で負担のない方法で
・想いを残し、心にスイッチを入れる
・夢に魂を込める
第3章
「記録」で本当のあなたが見えてくる
・さあ、「記録」を始めよう!
・ヒント1―いいことだけを書こう!
・ヒント2―のびのび書こう!
第5章
「記録」の効果を発揮させる心構え
・「今」以外のいつを生きる?
・まずは記録の習慣を身につける
・思わぬチャンスに巡り合うには
・時間を取り戻す
・モチベーションを低下させる本当の理由
・自分が本当に大切にしたいこととは?
・決断は勇気を持って
・「知らない」「わからない」だから不安になる
・人間の幅はスコーンと伸びる
・情報アンテナを張る
(1)本屋でキーワード集め
(2)新聞で数字ネタの蓄積
・つねにチャンスをつかめる状態でスタンバイ
・「自分のテーマ」が見えてくる
第4章
「記録」からあなたの人生を創り上げる
モチベーションシートを反芻する
I「行動記録」を転記する
―行動記録からあなたの本音が見える
・人間関係マッピング
II「またまた強く心に想ったこと」から転記する
―何度も顔を出す願望こそが本音だ
III「今日ひらめいたアイデア」
「情報メモ」を転記する
―情報の引き出しを増やす
・企画や会話のネタが盛りだくさん
・人が触媒になる!
コラム 人脈メンテナンス
・1本の電話
・名刺管理
第六章 落ち込んだ時の処方箋
・自信は、突然、圧倒的に失くす
・「いい気持ち」はあとから何度でも甦らせる
・最も信じられる相手
・人生の波にのまれた時には目線を上げろ
エピローグ
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