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    時間200%活用術
  

     ■■                      齋藤孝ほか38名   ■■
     ■■    日本能率協会マネジメントセンター(2005.12.15)  ■■

 時間管理に優れている人はいずれも夢を実現することに成功している。
 そして、夢を実現した後、自分の好きなことを職業として、一日一日を有意義に過ごしている。


 本書の15番目に登場する渡邉美樹氏は、「つぼ八」チェーンをつくり、ワタミフードサービスを東証一部に上場させ、「和民」などの外食産業のほか、農業、環境、介護サービスにも進出。最も成功した起業家の一人と呼ばれている。


 その渡邉氏は、外食産業だけでなく、介護サービス、学校経営など、やりたいことを次から次に実現させることができたのは、「夢」というパスポートを持っていたからだと言う。

 現在の社会では、「どんな夢を持てばいいのかわからない」人が増えている。


 昨日の日経新聞の一面に、今の大学生はひと昔の大学生とずいぶん変わってきたという記事を読まれた方もいると思う。

 まじめになったそうだ。

 東洋大の今村教授は講義中、学生から「先生、ちゃんと出席をとってください」と要求された。出席していることを評価して欲しいというのだ。

 休講にしたときは学生が事務室に来て「補講はやってくれるんでしょうね」と念を押される。

 立教大で学生にアンケートをとったところ、「○○先生の黒板に書く字は小さい」という声が殺到したそうだ。
 
 彼らはふざけているわけではない。真剣にそのものである。


 大学で青春を謳歌してきた私たち世代には想像もつかない。

 子どもたちは、将来の就職難におびえ、不安を払うために授業に出席しているのだという。


 ワタミフードサービス社長、渡邉氏が学校法人郁文館学園の理事長に就いたのは、そういう子ども達がたくさん育つ現代の教育に疑問を感じたからである。

 渡部氏はそこで、夢を持つことのすばらしさを教える。

 夢を実現するために必要なことは「夢に日付を入れる」ことだそうだ。

 夢をかなえたければいつまでに実現すると具体的な期限を設けることだ大事だそうだ。

 夢をたくさん書き出した後は、どの夢が重要か、プライオリティ(優先順位)をつけなければならない。

 どんなにルーチン業務で忙しくても、プライオリティを常に考え、努力する。


 現在でも、平均睡眠時間は4時間。
 睡眠は、長さよりクオリティ。

 渡邉氏は、小学3年の頃から続けている習慣がある。
 寝る前に、書く日記だ。

 12分かけて日記を書き、その日一日を完全に精算する。
 残り3分で、翌日の予定をイメージする。

 そのあと、布団に入り「俺は土になる」と5回繰り返すと、ほんとに土のように深く眠ってしまうそうだ。


 渡邉氏は若者に対して、「人生は有限ということに早く気づいてい欲しい」と望む。

 人生が有限で時間が貴重なことに気づいたら、その時間を有効に使うため必ず優先順位をつけるようになるそうだ。



 アスキーの創業者、西和彦氏は現在、須磨学園長を務める。
 西氏は、3年前に学生に対し「目的設定の時間管理術」を講義した。

 学生に「やるべきことは何か」を細かくリストアップさせ、それをスケジュールに落として、自分の目的が目に見えるように指導したところ、須磨学園の国公立大、有名私大への進学率が大幅にアップしたという。


 西氏はタイムマネジメントを大事にするのは、自由な時間をつくるためだという。
 タイムマネジメントは、単に空いた時間に予定を埋め込むのではない。やりたいことを最小限に絞り込み、それに時間軸を入れ、それからスケジュールに落としていくことが重要だ。

 自分が新たな夢のために使える時間は、メリハリの効いたタイムマネジメントの中からしか生まれない。
 

【齋藤孝】

 齋藤孝氏の著書は、毎日スキルアップ通信で、これまで何冊か取り上げてきた。

 齋藤氏の著書は、書店でいつも目立つところに積まれている。
 齋藤氏が出版する本はどれもが売れる。しかも量産作家だ。
 大学教授であり、テレビにもよく出演し、おまけに国の審議員なども務める。

 このように、超多忙の齋藤氏が採用する時間管理法は、読書法でもおなじみの三色ボールペン法だ。

 手帳に書いたメモを三色ボールペンで色を使い分けながら。線を引いたり、四角で囲んだりすることで、重要な箇所が浮かび上がる。


 青は、まあ重要かなと思える部分
 赤は、誰もが見ても、とても重要だと思える部分
 緑は、重要性とは関係なく、ユニークだったり、面白かったところ


 kougaiも、参考書を読むときは、三色ボールペン法を使う。

 色分けは、情報整理に役立つだけでなく、脳が活発化し、新たな発想を引き出す。


 齋藤氏は左側が週刊行事、右がメモのどこにでもある1週間見開きの手帳を使っている。
 
 仕事ができる人は、たえずスケジュールを見ながら、頭の中でシュミレーションしているという。先の予定を見ながら、事前にいろいろ手を打っていく。

 このため、他の人の半分の時間で、仕事を済ませてしまうことができる。



【佐々木かをり】

 女性向けサイト「イー・ウーマン」( http://www.ewoman.co.jp/ )を主宰する佐々木かをりさんは、2つの会社社長と2人の子どもの親業を務めるスーパーキャリアウーマンだ。

 佐々木さんの一日は多忙を極める。

 4時起床、自宅で仕事。
 8時に出社。
 日中は10〜30分刻みでスケジュールをこなす。
 ミーティングやお客との打ち合わせが一日10件に及ぶこともある。

 佐々木さんは、自分のもてる能力すべてを発揮することをモットーとしている。 このため時間管理には、ことのほか注意を払う。

 「なんとなく忙しい」状態を極度に嫌い、すべて目標を明確に意識し、目に見える形にまとめたものを見ながら実行するようにしている。

 だから手帳に自分のアクションプランをすべて書き込む。
 お財布忘れても手帳は絶対忘れないようにする。
 それだけ手帳にはすべてが詰まっている。

 アイデアも行動も、すべて一冊の手帳に一元管理。
 手帳にスケジューリングされていない仕事は「永遠にやらない」

 パソコンのキーワードと自分の身体の間には、必ず手帳が置かれているそうだ。
 計画どおりに終わらせることが、一番自分をハッピーにすることだという。



【西村晃】

 手帳といえば、西村昇氏を想像する人は多いと思う。
 西村氏のポストイット(付箋紙)を使う手帳術は有名だ。

 西村氏も講演で全国を飛び回り、1年に出張で200泊するという。
 その上、月に10本以上雑誌の連載を引き受け、単行本も執筆している。

 西村氏は、いつもA5サイズの能率ダイアリーとポストイットを持ち歩く。
 A5にするのは、1ページにポストイットが横に2列貼れるからだという。

 ポストイットは100枚ほどを胸ポケットに入れておく。
 気づきやネタになりそうな情報、やらなければならないタスク、すべてポストイットに書き出し、それを台紙代わりの手帳に貼っていく。

 タスクについては、手帳右側のメモ欄に、重要なものから順番に上から貼っていく。終わるとポストイットをはがす。

 ポストイットが全部はがれると今日の仕事は終わり。
 全部さばけず、余ってしまったら、翌日に張り替える。


 大きなプロジェクトを考えたり、やっかいな問題の解決策を練るときは、どんなことでもいいから、思いついたことをどんどんポストイットに書き出していくという。何百枚になろうと構わない。それを机にどんどん貼り付け、体系化していく。

 そうすると、もやもやしていたものが、だんだん晴れていくのがわかるそうだ。


【野口悠紀雄】

 時間管理といえば、「超整理法」、「超勉強法」などで著名な野口教授を外すわけにはいかないだろう。

 この手の本が好きなkougaiは、これらの『超』がつく野口氏の著作はほとんど持っている。

 「超整理法」は、情報の洪水の中で、いかに効率的に情報を整理していくかというのが中心テーマとなっており、野口氏は、時間軸に基づき、アクセスしなかった情報をどんどん外に追い出し最終的に捨てる「押し出しファイリング」という概念を世に広めた。

 「続『超』整理法・時間編」は、その続編で、「時間が見える」ようにスケジューリングすることが大事であると著書の中で力説している。

 野口氏は、大学教授という身分上、時間の使い方にかなり裁量権があるので、相手の都合でかかってくる電話や、形式的な会議などを極端に嫌った。仕事に集中しているときに割り込んでくる者を「時間泥棒」と呼んだ。

 kougaiは、組織の中で働いているので、野口氏の理論は理解できるが、サラリーマンの世界では通用しないと思っていた。

 ところが、「続『超』整理法・時間編」が発行されて10年が経ち、わが国のビジネスシーンはずいぶんと変わってきた。

 会社は組織人(組織の時間の中で大人しく管理される者)より、主体的に仕事を管理するビジネスパーソンを求めるようになった。

 夕刻に、上司が帰るまで、仕事がなくても残っている者や、自分を忙しくして仕事がないことへの不安から逃れようとする者を、会社はもう必要としないのだ。

 そういう意味で、野口氏の時間管理は今の時代となって生きてくる。

・余計な仕事は排除する
・仕事は最低1ヶ月間の予定を見渡して考える

 スケジュールを手帳に落としていき、時間が目に見えるようにする。
 突発事項に対応できるよう、ある程度余裕を持たせる。
 会議や、面接だけでなく、自分の作業もスケジュールに落としていくと、余計な仕事は排除することができるようになるそうだ。
 


【久恒啓一】

 久恒氏は「図で考える人は仕事ができる」の著者で知られる。

 ものごとは図にして考えるのが一番わかりやすいというのが久恒氏の持論だ。
 スケジュールは、1週間でなく、1ヶ月が見渡せるように書く。
 スケジュール全体を俯瞰すると、動かせない重要な予定や、全体と個々の仕事の量の関係、優先順位がわかりやすくなるそうだ。

 全体を視野に入れる考え方は、前述の野口教授の「超勉強法」でも紹介されている。

 勉強は、1ページ目から始めるのでなく、最初にフィールド全体を空から鳥の目で見下ろすことが大事であるとする「鳥の目法」だ。


 仕事にしても、勉強にしても、全体を把握した者が勝ちということであろう。

 久恒氏にとって手帳は、自分のキャリアが載った歴史でもあるそうだ。
 キャリアを1年、1年積み重ねていく。
 手帳が「キャリア史」になる。

 久恒氏は、30歳のときに、一生のライフプランを立てた。
 大きな目標の中で、1年1年の具体的な中間目標を掲げるようにしている。
 年末には、その年の手帳をじっくり見ながら総括を行い、新しい年の目標を定めるそうだ。


 一日を何事もなく過ごすのもいいが、久恒氏のように全体をいつも見渡している人には敵わないと思う。



【高橋俊介】

 高橋氏は、人材マネジメント、経営コンサルタント、講演などで幅広く活躍している。

 前述の2人とは、少し毛色が違う。

 高橋氏が提唱するのは「スローキャリア」である。

 世の中、ビジネスパーソンすべてが強烈な上昇志向を持っているわけではない。 世の中に「勝ち」「負け」などあるはずはなく、あるとしたら「幸せなキャリア」と「不幸なキャリア」で、自分の志向に合わせた働き方を最優先しなければならないと主張する。

 そして、高橋氏が提唱するのは「スローキャリア」である。
 仕事の目的を出世やお金におかず、自分らしさにこだわる考え方や主義を「スローキャリア」という。

 仕事が「主」で、プライベートが「従」と考えてはいけない。
 仕事とプライベートを分ける必要もなく、どちらにも「自分らしさ」にこだわることが大切だと述べている。


【戸田奈津子】

 洋画好きな人は、たいてい知っている名前だ。
 映画の最後のクレジットに「字幕翻訳 戸田奈津子」と出てくる。

 戸田さんは第一線の字幕翻訳者として、年間40から50本の翻訳を行う。
 一つの作品にかける期間は1週間。来日した俳優や監督の翻訳も務める。

 スケジュールは、全部自分で管理している。

 字幕翻訳について誰もがイメージするのは、渡されたビデオテープを何度も巻き戻しながらコツコツと翻訳していく姿であろう。

 実際は、映画の内容は何も知らされずに試写室に行って、通しで1回観るだけで、ただちに翻訳作業に入るそうだ。

 フィート数やコマ数にあわせて日本語をあてはめていく。

 訳す上で、とにかく最優先されるのが、読んで、"ぱっ"とわかること。

 次に、登場人物の個性を活かすこと。
 怪しい雰囲気の『オペラ座の怪人』の次は、明るい『Shall We Dance 』であったりするので、週が変わるごとに気持ちを切り替えていかなければならない。

 ときには、英語特有の言い回しがあって、訳しづらいときもある。
 しかし、ぎりぎりの時間しか与えられていないので、とにかく訳す。

 英語だけでなく、日本語の力量も相当に求められるようだ。

 戸田さんは1年のOL生活のあと、字幕翻訳の勉強に20年をかけ、『地獄の黙示録』で夢を果たした。

 戸田さんの手帳には、仕事の予定はもちろん、彼女のすべてが入ってて、ずしりと重い。



【野村正樹】

 野村氏は推理小説を書くかたわら、元サラリーマンの経験を活かしてビジネス書や自己啓発本などにも手がけている。

 野村氏は、42歳で作家デビューを果たす。勤め先のサントリーには在籍したままで、二足のわらじを履くことになる。

 会社では、サラリーマンとして1週間単位の手帳を使い、
 自宅では、作家としてマンスリー(ひと月単位)タイプの手帳を使った。
 
 サントリー時代は、忙しく、時間管理にいろいろな工夫した。
 商談や会議は、1時間で行っていたものは45分に、2時間かかっていたものは90分に短縮した。むだな発言をしなければ済むことで、そのくらいは難なく短縮することができた。

 しかし、それでも忙しく、30代半ばにして、ストレスで十二指腸潰瘍になり、血を吐いた。

 そのとき、ふと考えた。

 このまま70まで生きるとして、人生の半分まできてしまった。60で退職して残り10年、家庭では、ぼろ雑巾同様だ。

 一生を仕切り直し。50歳までにミステリー作家になろうと決意した。

 野村氏は言う。
「サラリーマンも、自分の一生を俯瞰して考える習慣を持たなければならない。ベンチャー興すでも、海外移住でも、資格をとるでもいい。大きな時間の流れをつかまなければならない」



【室井佑月】

 1970年生まれ。ミス栃木。モデル、レースクイーン、銀座のクラブホステス。そして97年に小説家デビュー。

 ホステスをしながらの作家修業。寝ないで文章の書き方を勉強した。

 夜中、クラブから帰ってくると、水を一気飲みして酔いを覚ます。
 それから、朝までひたすら、小説の勉強をした。

 「絶対に作家になる」という強い目標があった。寝なくても平気だった。

 「運がいい」と言われることがあるが、本人は並はずれた努力のおかげという。


 現在も忙しい日が続く。
 小説やエッセイを書くというのは、「効率」では割り切れない、何かがある。
 忙しい中で時間をやりくりしながら書く方が、集中力が冴え、いい文章が書ける。

 ヒマなときにやるとかえってダラダラして、記憶力も鈍るそうだ。
 昔は、集中力を高めるまでに時間がかかったが、現在は、助走がなくても、すっと研ぎ澄まされるような感覚になり、集中力を発揮できるようになったという。



【青木陽子】

 カフェグローブ・ドット・コムをご存じであろうか。
 まるごと女性週刊誌が詰め込まれたようなサイトである。
 コスメ、ファッション、ライフスタイル、政治、経済まで
 幅広いラインアップで応えてくれる。

http://www.cafeglobe.com/index.html

 青木さんは、このサイトの編集長を務める。

 現在のカフェグローブのページビューは1ヶ月730万pv。
 毎日コンテンツを更新、1日に5ページから10ページUPする。


 青木さんは編集長だけでなく、自分で書いたり、会社の経営にまでタッチしている。毎日が締切の連続だ。

 気をつけることは、優先順位。
 仕事に取りかかる前に、TO DO リストをつくって優先順位をしっかりつける。

 やらなければならないことに気がついたときは、テキストファイルに必ず書き込む。

 TO DO リストから案件を一つずつ減らしていくのが楽しい。
 仕事上、ネットサーフィンをしなければならないときがある。のめり込みそうになる自分がいる。まさに、自分との戦いだそうだ。

 仕事への集中力を高めるために、今やっているのは「タイマー作戦」
 携帯電話のアラームやミニタイマー、さらにはPDAまで動員して時間をセット。アラームが鳴るまで作業に集中する。

 スケジュール管理はPDAを使っている。
 電子ファイルをそのまま使えるので重宝している。



【秋元康】

 寝ている時間以外はすべて仕事をしている。
 どこまでが仕事か、そうでないかわからない。

 深夜原稿を書いているとき、マナーモードにしていた携帯が突然、机の上でズズッと動く。どきりとする。

 2005年のお正月映画『着信あり』は、このときの体験が元になった。

 普段の出来事は、すべて仕事に結びつく。
 著作や映画監督は好きな仕事だから、そういう生活は全然苦にならない。

 仕事のプライオリティ(優先順位)は、「好きなこと」

 秋元氏は、プロジェクトを常時100件はかかえている。
 2時間分の仕事を1時間で終わらせるような短期集中が好きだ。
 一気に取りかかり、さっと終わらせた後、すぐに次の仕事に切り替える。

 1時間ごとに、新聞連載、企画書、作詞・・・と立て続けにこなしていく。
 その方が、新鮮に仕事を楽しめるそうだ。


 ここで、久々の脱線(^^)

 kougaiの「時間管理」論に"限界効用逓減の法則"というのがある。

「限界効用低減の法則」をわかりやすく説明しよう。
 ここに饅頭が10個あるとする。最初の1個目は新鮮で美味しい。
 2個目も美味しいが1個目ほどではない。
 食べる数が増えるにつれ、美味しさは少しずつ低減していく。

 数が増えるごとに価値が少しずつ低減していくことを「限界効用逓減の法則」という。

 饅頭を作る人は、一日中饅頭を作ってそれを販売することで生計を立てている。饅頭を作る本人は自分で作った饅頭を全部食べることはしない。食べきれないだろうし、何個も食べれば飽きがくる。

 だから、100個作った饅頭を100人に売る。100人は最初の1個を食べるのだから美味しいに違いない。1個目の美味しさに値する対価を饅頭屋に払うわけだから、饅頭屋には自分で食べる価値よりも何倍もの利益が入る。それで経済が成り立つわけだ。これが「限界効用逓減の法則」だ。

 これを時間にも適用する。

 朝から同じ仕事を続けると、飽きてくるし、頭も働かなくなる。
 だから、時間を適宜区切って、優先すべき仕事を切り替えていくようにする。
 新鮮さを保つことができるし、質の高い仕事を維持することができる。
 いつまでも、だらだら続けていないで、適当に時間を区切って、別の仕事に切り替えていく。


 秋元氏の時間管理は、「限界効用逓減の法則」に従っているといえよう。

 『時間管理』johou.net より
 http://johou.net/zikankanri/zikankanri.htm



【中谷彰宏】

 毎月、4〜5冊のペースで出版。俳優業もこなす。
 知る人ぞ知る超多忙の有名人だ。

 中谷氏のモットーは、「即決断、即行動」

 考える時間をもたない。
 スケジュールに無理があっても、押し込めば何とかできる。
 守りの姿勢でなく、攻めの勢いで、短時間集中。

 例えば計60時間の仕事量があるとする。1日2時間ずつ処理すると30日かかる。これを1日12時間ずつやる。計算なら5日かかるが、短期集中でやるので、実際はもっと短い期間で済む。

 手帳は、2冊。

 1冊はスケジュール管理。
 もう1冊は、アイデアなど大切な情報だけを書き込む。

 まだ卒業したばかりの新入社員に対して、時間管理テクニックに頼るなと説く。
 右も左もわからない間は、自分の都合だけでなく、雑用も進んでやったほうがいい。
 膨大な仕事をこなして、はじめて時間管理を体得できるのだと主張する。





   時間200%活用術
  

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